赤ちゃんの誕生に備えて用意しておかなければならないチャイルドシート
私が、チャイルドシートを買う上で気になったポイントをまとめてみました!
チャイルドシートの種類
子ども用のシートを総称して「チャイルドシート」と呼びます。
チャイルドシートには、年齢ごとに種類が分かれています。
- 新生児用ベビーシート(0歳~約1歳頃まで)
- 新生児用+幼児用チャイルドシート(0歳~4歳頃まで)
- 新生児用+幼児用+学童用(0歳から12歳頃まで)
- 幼児用チャイルドシート(1歳~4歳頃まで)
- 幼児用+学童用チャイルドシート(1歳から12歳頃まで)
- 学童用ジュニアーシート(4歳から12歳頃まで)
メーカーによって差があるようですが、大体この年齢で区分されているようですね!
チャイルドシートの取り付けの種類
チャイルドシートの固定には2種類のタイプがあります
- シートベルト式
- ISOFIX(アイソフィックス)式
シートベルト固定法は読んで字のごとく、シートベルトでチャイルドシートを固定する方法です。
ではISOFIX式とはどんな固定なのでしょうか?
出典:チューリッヒ保険会社
金具装着で手軽にチャイルドシートを固定でき、グラつきが少ない点がポイントです。
※購入前にご自身の車がISOFIXに適応しているか確認しましょう!
欲しいチャイルドシートのメーカーホームページから検索!
チャイルドシートの安全基準
チャイルドシートの安全基準は「R44」と「R129」の2種類あります。
下記の表に簡単にまとめてみました!
安全基準 | R44【旧基準】 | R129 (i-Size)【新基準】 |
---|---|---|
制定年度 | 1970年代初頭 | 2013年 |
適用対象 | 新生児用、幼児用、ブースターシート | 身長100cm以上の子供を対象 |
サイズの指標 | 体重が基準 | 身長が基準 |
乗車方向 | 体重9kg未満まで後ろ向き装着 | 15ヵ月まで後ろ向き装着 ※15ヵ月を超えても身長76cm未満の子どもは前向き装着不可 |
車両衝突試験 | 車両の前後のみ | 車両の前後+側面 |
衝突時人形センサー | なし | あり |
R44が旧安全基準、R129が新安全基準です。
R44とR129の違いとしては
・より個人差の少ない「身長差」を基準として制作
・衝突時の検査で、車両の前後+側面が加えられ、子どもを側面(ドア側)からの衝撃からも守れるような基準が追加
・衝突時の検査に旧基準ではセンサーがついていない人形を使用していましたが、新基準では人形にセンサーがついたことで、より精密に計測
より、子どものことを考えられ、衝突時の検査も精密になったようですね!
また、R44は2022年8月末に生産・出荷終了となっていますが、購入、使用することは問題なく、新発売はR129基準だけになっています。
チャイルドシートの法律
- 法律
- チャイルドシートの着用は道路交通法という法律で定められている。
- 6歳未満の子供を乗車させる際にチャイルドシートの使用が義務
- その条件として、身長100cm未満または体重18kg未満の子供に対して、チャイルドシートを装着する必要あり
- 罰則
- 着用しないのは道路交通法違反
- 罰則や罰金、反則金はなし、運転手に対して交通違反点数1点が加点
- 着用免除項目
- 車の構造が問題で座席にチャイルドシートを固定できない場合
- チャイルドシートを設置すると定員人数の乗車ができない場合
- 子どものケガや病気でチャイルドシートの着用が難しい場合
- 著しい肥満や身体的問題によりチャイルドシートの着用が適切でない場合
- 授乳やおむつ交換など、チャイルドシートを着用したままでは行うことができないお世話をする場合
- バスやタクシーに乗車する場合
- 許可された自家用運送者に子どもを乗せる時
- 応急救護が必要な子どもを病院や迷子を警察に連れていく必要がある場合
着用免除項目がありますが、可能な限り着用することが万が一の時、命を救います!
チャイルドシートの取得方法
チャイルドシートの手に入れ方について、色々な方法があります。
- 店舗購入
- 家族、知人、友人からの譲り受け
- 公式オンラインストア購入
- レンタルサービス
- オークションサイトやフリマアプリ
- リサイクルショップ
① 店舗購入
実際にチャイルドシートを手に取ったり、他の商品と見比べたりできるのでオススメです。
店舗限定モデルや店舗限定カラーがあるのもポイント
店舗によっては〇日ポイントアップや特定日割引など、事前に情報を仕入れてからいくとお得!
(筆者オススメはベビザラスです。)
② 家族、知人、友人からの譲り受け
チャイルドシートの役目を終えて、廃棄しようか、売ろうかなと考えている人は結構いますので、
積極的に声をかけてみましょう。
※譲り受ける際、付属品はすべてあるかを確認しましょう。
③ 公式オンラインストア購入
製造元が直接販売しているため、製品の信頼性や品質が保証されていたり、限定特典やキャンペー
ンが行われていることがあるので、商品が決まっていればホームページをのぞいてみましょう。
④ レンタルサービス
子どもの成長に合わせて適切なチャイルドシートを選ぶことができる。
長期レンタルで割引率アップがお得
⑤ オークションサイトやフリマアプリ
新品に比べて安価に入手できる。
使用歴や保管状態によって安全性の確認が不安
⑥ リサイクルショップ
新品に比べて安価に入手できる。
使用歴や保管状態によって安全性の確認が不安
※新品購入ではない場合は、クッションなどの備品や説明書が揃っているか、年数が経過し劣化してい
ないか。 落下衝撃や、事故を衝撃で破損していないか確認しましょう!
また、欲しいチャイルドシートが自分の車に取り付け可能かも要確認です!
そして、チャイルドシートにもリコールがあります。 リコールの対象になっていないかも要確認!
まとめ
私が、チャイルドシートを買う前に気になったポイントについてまとめてみました。
どの年齢まで使えるものにするか、取り付けの種類、安全基準、自分の車に装着できるのか、さらにはメーカーそれぞれの利点があり、値段もピンキリ・・・。
欲しいチャイルドシートが決まったら、購入先、レンタル先はどうするか・・・
考えどころがたくさんあります。
また、住んでいる自治体によってはチャイルドシートの購入補助金や貸し出し制度があるところがあるので、こちらもチェックしてみましょう!
ちなみに私は、中古品を選ぶとなると衝撃を受けていないか、内部は問題ないか、備品が全部揃っているかリコールに該当していないかが心配で、新品を購入しました。
お子さんの『安全第一』を考えて選んであげましょう!